Android Wear for iOSを試してみた

Android Wear for iOS」が日本時間の9/1にGoogleよりリリースされた．

Android Wear for iOS is rolling out today. Just pair your iPhone (iPhone 5, 5c, 5s, 6, or 6 Plus running iOS 8.2+) with an Android Wear watch to bring simple and helpful information right to your wrist

Official Google Blog: Android Wear now works with iPhones

これ以降にリリースされるAndroid Wear端末は全て本アプリに対応するらしい．

All future Android Wear watches, including those from Huawei (pictured above), Asus, and Motorola will also support iOS, so stay tuned for more.

Official Google Blog: Android Wear now works with iPhones

現行のAndroid Wearについて元記事には記述がなかったが，手持ちのMoto 360で試したところ問題なく利用できたので使用感とか雑にまとめてみる．（なお，いままでは非公式のiOS/Android Wearアプリを利用していた）

pros - 公式アプリのイイトコロ

Google Nowの通知が飛んでくる
- 天気，交通，荷物，etc.
- 非公式アプリでは不可能だった
通知の処理がちゃんとしてる
- 右フリックだけで通知を既読に出来る
- 非公式だと左フリックでapprove→右フリックでdismissと2オペレーション必要だった
iPhoneとの接続が安定してる
- これは非公式でも特に不満はなかったが…

cons - 公式アプリの不満点

Wearとペアリング出来る（母艦になれる）のは1台のみ
- Google PlayからWearにアプリを入れることができない
- （非公式アプリはあくまでもAndroidが母艦なので，そこからアプリをインストールできた）
- 従ってwatch faceの変更等も不可
- Moto 360はUSBポート空いてないのでadbで接続とかもできないかも

雑感

アプリ入れられない問題はわりと重たいけど，複数台端末とWearの接続問題は通常のAndroidでもあることだし時間が解決してくれそうな気がしなくもない．それよりもちゃんと通知が飛ばせる・Google Now連携も可能なスマートウォッチがApple Watchの半額以下で購入できるという事実が非常に大きい．僕は通知とGoogle Now連携だけできれば満足だったので，このまましばらく使い続けると思う（Moto 360の後継機が出たら買います:D）．